2012/04/27
小惑星による恒星の掩蔽予報
[予報一覧]
2012年の現象 - [年間予報]
[予報の手順]
- SyokユーティリティのApost - Asteroidal POsition Searching Tool で計算した1ヶ月単位の予報
(Apost List) は、次の手順で出力している。
- 恒星カタログは、「Hipparcos」と「Tycho-2」、「UCAC2」および「UCAC3」を使用する。
- 小惑星の軌道は、ローウェル天文台のBowell氏による「Astorb」を使う。
- 条件で指定された直径以上の小惑星を対象とする。
- 各小惑星について、先ず、軌道の元期を月初めに移す。
- 9大惑星と月による摂動を考慮しながら月末まで数値積分を行い、1日ごとの日心赤道直角座標をファイルに記録する。小惑星の位置の計算には、このファイルからの座標をLagrange補間(6次)で求めて使用する。
- 小惑星の付近に位置する恒星の、「FK5形式、J2000.0元期」の位置を計算機のメモリに記録する。
- 月初めから月末まで、1/512日ごとに、小惑星(J2000.0位置)と、恒星の地心における角距離が「小惑星の赤道地平視差の2倍以下」になる現象を抽出する。但し、以下の条件を考慮する。
- 太陽の地平高度が条件より低いこと
- 恒星の等級が条件より明るいこと
- 恒星の地平高度が条件より高いこと
- 減光等級が条件より大きいこと
- 検索の時間間隔を1/8192日に絞って、ベッセル基準面における小惑星の影の位置(地心視位置から計算)から算出した(地表の)経緯度と、指定した地点(省略地は「東京」)との角距離が最小となる「時刻と、その値」を求める。
- この角距離が指定された値よりも小さければ「現象の可能性あり」として書き出す。
[1ヶ月予報のリストアップ条件]
1番から6000番までの小惑星に対して、次の条件で検索を行う
- 小惑星の推定直径 - 30q以上
- 恒星の等級 - 12.5等級以上 ※12.0から変更
- 減光等級 - 0.5等級以上
- 太陽の地平高度 - マイナス5度以下
- 恒星の地平高度 - 0度以上
- 観測地 - 東京
- 観測地との経緯度の角距離 - 15度以内
これらの条件を満たす現象に対して、最大継続時間が3秒に満たない場合は、リストから外す。
※但し、対象星が輝星の場合は例外とする。
[表示項目の説明]
Asteroidal Occultation Search [00001 - 99999]
2003 Jan. (JST)
d h m No. Name d(Km) d(") p(") mag Star mag dmag Dur Alt Sun Mon age
07 01:38 00051 Nemausa 147.9 0.144 6.211 10.6 HIP 27029 8.1 2.6 15.3 36 154 110 4
- d(Km) - 小惑星の推定直径(q)
- d(") - 小惑星の視直径(角度の秒)
- p(") - 赤道地平視差(角度の秒)
- dmag - 減光等級
- Dur - 最大継続時間(秒)
- Alt - 恒星の地平高度(度)
- Sun - 太陽との離角(度)
- Mon - 月との離角(度)
- age - 月齢
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