理事長 三壽次郎 平成7年4月1日、堺観光ボランティア協会が、総勢 28 名で任意団体として産声を上げ、観光に関するボランティア活動が、輝かしくスタートされました。それから13年、会員数も活動員数も4〜5倍に増え、案内したお客様の数は天文学的な伸びを示しています。また、 2005 年には堺市から市功績団体として表彰も受けました。一方で堺市自体も政令指定都市へと移行して、大きく発展を遂げようとしています。 そんな中、一昨年 4 月 NPO 法人格を取得したらという内外からの声が聞こえてきて、 NPO 法人検討プロジェクトを立ち上げ1年間の検討の後、「 NPO 法人格取得の推進を図るべき」との提言を受け、昨年 4 月 NPO 法人格取得推進プロジェクトを立ち上げました。また総会においては「今年度中に NPO 法人堺観光ボランティア協会への移行に向けて積極的な推進を図る」という議決をいただきました。そして8月の設立総会を経て、大阪府へ申請の運びとなり12月に認証を得て、本年々初1月に漸く登記を完了するに至りました。次いでその1月、任意団体としての最後の臨時総会で、4月1日『 NPO 法人堺観光ボランティア協会』へ移行を決定し、本ニュース発効日と等しい日に本協会は NPO 法人の資格を持つ法人に移行いたしました。 と言いましても、人も、組織も、財産も活動の内容・方法も従前のまま移行いたしましたので、当分の間はなんら変わらないのでありますが、社会的信用を得、社会的責任を果していくためには、いろんな事を変化・充実・創生させて行かなければ成りません。 堺観光コンベンション協会や、堺市産業振興局観光部との連携をより密接にしていくことは言うには及びませんが、提言ができるようにならなければなりませんし、市内外の多くのボランティア団体とも交友を深めて行き、内にあっては組織の改革、就中事務局をもっと機能的にし、人材面では理事だけでは人手不足で、賄い切れない部分には、理事以外の人も積極的に運営を手伝ってもらえるようにお願いしてまいります。 日々の活動では、堺の‘大きな歴史、小さな宝物'を探す楽しみを実感していただく、‘いつでも どこでも どんな人にでも'気軽に案内できる情熱と技術とシステムを考え、将来に向けて大きな夢、例えば観光ボランティア全国大会を堺で開催する、に向けて施策を考えてまいります。 いずれにしましてもその根本にあるのは、「ボランティア精神」であり、「ホスピタリティー精神」であることは自明のことわりであります。噛み砕いて表現するならば、「ボランティアをしている」或いは「ボランティアをしてやっている」という押し付けの心ではなく、「ボランティアをさせていただいている」という謙虚な気持 ち、感謝の気持ちであります。そんな気持ちを皆で確認しあいながら、心を一つにして、大きな‘きぼう'の一歩を倶に踏み出そうではありませんか。