かつてニシンの見張り台でもあった岬は、夕陽に映し出された群来(ニシンの群)がきらきらと黄金色に輝きながら岸をめがけて押し寄せたことから「黄金岬」と呼ばれるようになりました。 黄金岬は、柱を積重ねたような荒々しい奇岩が幾つも並ぶ独特な景観を持つ海岸で、沖に沈む夕陽は、全てのものを染めつくし、その眺めは「日本一の落陽」と訪れる人々を感動させています。黄金岬と千望台から見る夕陽は、平成12年に「日本の夕陽百選」にも認定されています。 黄金岬一体を形作っている岩礁(岩場)は、学術的には「カンラン石玄武岩柱状節理」と言い、層雲峡の大函や根室の車石などと同じ種類の石質で、小さな磯ガニが生息しており、海の家で販売しているイカゲソで磯ガニ釣りも楽しめます。 黄金岬は、昭和61年度に海浜公園として、キャンプ場(無料)、駐車場、トイレ、海水浴場などを整備してきましたが、冬期間による荒波により毎年施設が破壊され、海水浴場についてはゴールデンビーチるもいの暫定供用開始に伴い平成12年度より廃止しています。 平成2年度には、ふるさと創成資金により海面に向かって証明設備が完備され、幻想的なムードを演出しています。
■住所・地図  北海道留萌市大町2丁目

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■駐車場    北側20台 南側40台 無料
■キャンプ場  有 無料(ゴミはお持ち帰り下さい)
■便益施設   水洗トイレ1箇所(身障者用有) 炊事場1箇所   【開設期間 4月下旬〜9月末日迄】
■売店・食堂  5店舗  【開設期間 4月中旬〜10月中旬】
■お問合せ   留萌市役所観光物産係 п@0164-42-1840  NPO法人留萌観光協会 п@0164-43-6817
★佐藤勝の歌碑
故佐藤勝氏は、昭和3年に留萌で生まれ、旧制留萌中学校を経て現国立音楽大学を卒業し、映画監督の黒沢明作品の音楽を担当しました。 毎日新聞日本映画コンクール音楽賞、日本アカデミー賞やブルーリボン賞などの音楽賞を多数受賞しています。 「七人の侍」「用心棒」「赤ひげ」「天国と地獄」等黒沢明作品を中心に、その他では「幸せの黄色いハンカチ」「北キツネ物語」などの映画音楽を作曲しています。 平成9年の開基120年・市制施行50年・開港60年記念事業の一環として、先生の功績を讃えるとともに、代表作「若者たち」が永く歌い継がれるよう願いを込めて、黄金岬に歌碑を建立しています。
★けあらし(気嵐)
けあらしとは北海道の方言で、冷え込みの厳しい日に海面に発生する湯気のようなものをいいます。 けあらしの発生は放射冷却により冷え込みが強まった日に、内陸や山地の空気が冷やされ、その冷やされた空気が暖かい海面上に流れ込むと、水蒸気の急激な蒸発により霧が発生することで起こります。 このように発生したけあらしは、その後の気温の上昇などの要因により消滅してしまいます。 発生時刻は概ね午前5時頃から午前10時頃までですが、気象条件により前後することがあります。 発生場所は海岸より1km〜数km程度で、高さは2〜3mの小さなものから10m位の大きなものまであります。 このけあらしは気象用語にはなく、気象用語では「蒸気霧」(じょうきぎり)といいます。 ちなみに、けあらしは北海道の方言と上述しましたが、留萌地方で使われ始めたのがきっかけと言われています。
★世界3大波濤の留萌
留萌沖の海域は、イギリス・スコットランド北岸、インド・マドラス沿岸とならぶ世界3大波濤海域の一つとして、世界的にも波が荒いことで知られています。 10月から3月までは1ヶ月のうち約半分が暴風日となり、特に12月には10mを越す波が襲来する事があります。 このような強い季節風が西風となって日本海を渡り、そのエネルギーが波のエネルギーとして蓄えられ、このような大波濤海域を形成しています。