浄土真宗 本願寺派 河久保同行の部屋

浄土真宗 本願寺派 河久保同行の部屋
浄土真宗の焼香の方法
ここでは、「浄土真宗の焼香の方法」についてご案内します。
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仏教用語には、少し難読な言葉の読み方もあります。そのような文字につきましては、「ふりがな」が表示されるようにしております。次の図のようにアンダラインのついた文字にカーソルを合わせますと「ふりがな」が表示されますのでご活用ください。
「ふりがな」の表示方法のイラスト

[更新日:2004年11月13日]
焼香は、仏教の儀式には欠くことのできないものであり、「お釈迦さまのご在世の当時から行われていた」と言われています。
スーツを着た男性がご案内する格好をしたイラスト
浄土真宗において最も大切なお経の「仏説無量寿経」には、「一切万物がみな、無量の雑宝や百千種の香をもって共に合成し、その香りは普く十方世界に薫ぜん」と、薫香、すなわち、香りをもってお浄土のはたらきを教えられています。
つまり香を焚く、すなわち、焼香をするということは、その薫香により、仏前を荘厳(おかざり)すると共に、浄らかな光明の世界(お浄土)を思い浮かべるご縁となります。
念珠でのお参りだけではなく、尊いご縁なのですから、ぜひ、ご参列のみなさまにも焼香していただきましょう。
焼香は、「沈香をつまみ、香炉の中に入れ、薫じる」という点においては、どの宗派も同じなのですが、焼香の作法については、宗派によって多少の差がみられます。
◇ 焼香するときの注意事項
・香を焚く前に合掌しない
・香を焚くのは、1回のみ
・香は、おしいただかない
・焼香の時、キン(リン)をたたかない
浄土真宗本願寺派(西本願寺・お西)の焼香の作法は、次のようになります。なお、座って焼香する場合も、おおむね下記に準じます。
ご本尊に向かって一礼するイラスト
ご本尊に一礼
左手に念珠を持ち、焼香卓の前に進みます。
焼香卓(香炉が置いてある机、または、台)の二、三歩手前で、ご本尊に向かって一礼します。
右手で香をつまむイラスト
香をつまむ
右手で香盒(香の入れ物)のをとって香盒の右端に置きます。
念珠を左手にかけたままで、香を右手の親指、人さし指、中指でつまみます。
右手で香炉に香をくべるイラスト
香炉にくべる
つまんだ香をそのまま一回だけ香炉にくべます。
香をつまんでから、頭や額のあたりに持ち上げて、おしいただく人が多いようですが、浄土真宗では香をおしいただきません。
浄土真宗では、「香をお供えする」と言う意味から、1回だけ香をつまみ、おしいただかずに焼香するのが作法です。
ご本尊に合掌するイラスト
合掌、念仏
香盒をします。
念珠を両手にかけて合掌し、お念仏を唱えます。
ご本尊に礼拝するイラスト
礼拝
お念仏を唱えながら礼拝します。
再度ご本尊に向かって一礼するイラスト
一礼して退出
二、三歩後ろにさがります。
再度ご本尊に一礼して退出、または、自席に戻ります。
焼香とは、お香を仏さまにお供えする行為です。
土香炉に線香を寝かせたイラスト
良い香りをたくことで、「まわりを清らかにして、仏さまをもてなす」という意味と、同時に「その香りが仏さまの徳となって、人の心に染み付いていくこと」を表しています。
つまりは、香りの良さが肝心なのです。お香をくべる「回数」や「作法」よりも、まず大事なのは「香りそのもの」なのです。
本当は、それぞれが厳選したお香を持参して、お供えすべきものです。しかし、最近は安価で、低品質のお香が使用されることも多く、仏事の厳かな雰囲気が壊れてしまっていることもあります。
一方、良質なお香は、古来から、病気を治すためにも使われたり、精神安定作用があるなどの利点もあります。
仏壇店などで、自然原料の高品質の香が人手できますから、一度、お試しになってはいかがでしょうか。仏教に興味のない方が、「お香の良い香り」や「仏事の厳かな雰囲気」から、仏法に触れる人りロとなってくれるかも知れません。

原本作成日: 2001年9月28日; 更新日: 2004年11月13日;
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