今日の作業

 まずはサイズを決めて基準線を書きます。今回はレンズサイズ横52o縦35o鼻幅17oです。天地幅のある少しレトロっぽいデザインにしようと思ってます。

  基準線を目安にイメージした形を描いていきます。漠然とイメージしたものを形にするのはけっこう難しいです。結局予定していたサイズと少し変わってレンズサイズ横50o縦37o鼻幅19oになりました。

 手書きのデザインをテンプレートにして作図のソフトを使用してで型を仕上げます。今使用しているのはイラストレーターです。丸みを帯びてレトロっぽく、なかなか格好良くできました。

  作った型でペーパークラフトメガネにしてみます。仕上がりをイメージしやすくなります。テンプルはおおよそのデザインです。なかなかの出来です。

 メガネの色は表がブラウンのササで裏がパープルのササのにしました。ササというのは笹の葉のような柄だからです(たぶん)。テンプルの材料にはあらかじめ角打ちと言って丁番が付いた芯が入れてあります。

 プリントアウトした型紙を生地に張って糸ノコで切り抜きます。1oぐらい余裕をもって切ります。切りすぎに注意です。まだデコボコです。

 レンズの部分からヤスリで削ります。ヤスリと生地は垂直に削るのが基本です。表から見た形と裏から見た形が違ってしまうからです。0.5o幅の線の中心を目指して削ります。

 ノギスで測りながら左右の形をそろえます。しかし、ノギスの数値ばかりにとらわれすぎるとバランスバランスが悪くなってしまうので、目でも確認します。

 外回りを削ります。やはり生地の面とヤスリは垂直になるように注意します。表から見た形と裏から見た形が違ってしまうからです。両端のヨロイのぶぶんはテンプルと合わせるときに削るので、少し余分に残しておきます。

 ノギスでサイズのチェックをします。数値ばかりを気にしていると、左右が段違いに…なんてこともあるので、目でも全体のバランスを確認します。

 型紙をはがします。次は#60と#180の紙ヤスリで形を仕上げていきます。#60はかなり削れます。#180ではそのヤスリの目を取るようになめらかにしていきます。やはりノギスでもサイズのチェックをします。

 レンズの部分の形が仕上がったらレンズを入れるミゾを彫ります。 少しずつ丁寧に削っていかないとデコボコになってしまうので注意します。下に写っているのが道具です。

 ミゾが彫れたら機械でサイズを測定して仕上げていきます。縦・横・周長がポイントですが、左右の形のバランスもここで手直しします。

 外形を仕上げていきます。角を削ります。この生地は裏側が綺麗なので、表面から裏の色が少し見えるようにします。

 #60番・#180番の紙ヤスリで仕上げていきます。#60は削るように、#180はヤスリの跡をなめらかにするようにします。

 フロントの形が仕上がりました。ブラウンとパープルの組み合わせがお洒落です。先を急ぎたくなりますが、あわてずに作業するのが基本です。

 #1500番の耐水ペーパーによく水を浸けながらヤスリがけの跡が無くなるように磨きます。地味でつまらない作業ですが、仕上がりのツヤに影響しますので丁寧に作業します。

 フロントにカーブを付けます。電熱器でよく暖めて柔らかくして型に挟みます。加熱が足りないと上手くカーブが付かず、加熱し過ぎると焦げてしまうので加減が大切です。

 テンプルを取り付ける丁番を埋め込みます。ずれるとやり直しが出来ないので、位置を慎重に決めて、後ろの機械で熱を加えて埋め込みます。

 鼻アテを貼り付けます。溶剤で溶かして貼り付けます。左右対称になるように注意します。