宮間利之とニューハード
TOSHIYUKI MIYAMA AND NEWHERD

東芝盤「モダン・ビッグバンド」より(1970年)
結成59年
妥協を許さない宮間利之が創造したニューハード・サウンド
1951年に宮間利之が結成したビッグコンボ「ジャイブ・エーセス」が
1958年に増員、補強されて「ニューハード・オーケストラ」となった。
結成当初はダンス・バンドとしてのスタートであったが、しだいに、メンバー
の山木幸三郎、高見弘らが書いた、バップ・アレンジを演奏するようになり、
60年代中期には、モダン・ビッグバンドの地位を確立。モダン・ジャズ・フ
アンに圧倒的人気を持つようになった。60年代後期までは、シャープの追手
に甘んじていたが、69年に佐藤允彦らを起用して録音した「パースペクテイ
ヴ」により、時代はニューハードの時代へと突入。(このアルバムは日本のビ
ッグバンドアルバム初の傑作(企画・作編曲・演奏)として永く記憶されるで
あろう。)以降、76年頃まで、優れたアヴァンギャルド作品の録音、数回の海
外遠征、画期的な定期無料コンサートを行うなど、人気、活動両面にわたって全
盛時代となる。シャープ同様、すべてのスタイルの演奏を行ってきたがやなりモ
ダンなアレンジメントが一番よくニューハードに合っている。結成後間もなく入
団した山木幸三郎は多くの優れた作編曲を提供しニューハードの発展に大貢献。
山木の書いた優れた和風オリジナルも非常に味があり、このバンドの持ち味である。
近年は定期演奏会の開催、学校鑑賞会、佐藤允彦の新作の発表等、以前と変
わらぬ意欲的な活動を展開している。
宮間利之(cond)
竹田恒夫,岸義和,牧原正洋,菊地成浩,伊勢秀一郎(tp)
片岡輝彦,梅木亨,三塚知貴,溝田聡,岡田澄雄(tb)
川村裕司,今尾敏道(ts),村松昇,海付豊,鈴木圭(as),大野憲一郎(bs)
山木幸三郎(comp,arr,g),塩崎浩二(g),増根哲也(b),坂田稔(ds)
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