ハト目ハト科キジバト(Streptopelia orientailis)
林などに住んでいて「ヤマバト」とも呼ばれますが、正式名は「キジバト」です。シベリア・中国・インド等に分布。日本は北海道以外では「留鳥」。
おもに植物質のものを食べます。
オスメスは、よく似ていますが、オスは繁殖期になると目の周りが赤くなるので区別ができます。繁殖をしていない時、キジバトは「ねぐら」を持ち、夜は集団で固まって寝ます。
鳴き声の意味
「デッデッポーポー」
キジバトが「デデッポッポ」と鳴くのは繁殖期に結婚相手を求めている時、縄張り宣言をしている時です。繁殖期は8月から10月がピークですがほぼ一年中です。巣立ち後すぐの若鳩はまだ上手に鳴けません。壊れたラッパのようなユニークな鳴き方をします。
「プップッ」
縄張り内に他のキジバトが侵入した時、威嚇のために「プップッ」とはじくような鳴き声をします。テリトリーの広さは150m四方だと言われています。
求婚する時はオスがコックリコックリ頭を下げながらメスに近づいていきます。
私は、つがいのキジバトのオスが、コックリコックリ求愛しながら、寄ってきたメスに「プッ」と怒っているのを見ました。どうなっているのでしょう?
「グツーグツー」
巣の候補地が決まった時の鳴き方です。(カエルのような鳴き方です。)私には、「ウジャウジャ、アジャアジャ、」と聞こえます。キジバト夫婦は仲睦まじく、いつもイチャイチャしているように見えます。
「ディスプレイ・フライト」
繁殖期にまるで鷲・鷹のような猛禽類そっくりの飛び方をします。翼を動かさず、風に乗ってスーッと飛びます。
これは、テリトリーを守るための飛び方です。春になるとあちこちで、キジバトのディスプレイフライトが見られます。
キジバトの巣
地上1〜7mの高さに巣を作ります。巣材を運ぶのはオスだけです。(ドバトはオスメス両方で運びます。)2個の卵を産み、昼間はオス、夕方から翌朝までメスが抱卵します。抱卵期間15日〜16日。産まれてから巣立ちまでの期間15日〜17日。ドバトと同じように、オスメスが「そのう」から出す「ピジョンミルク」で子育てをします。巣立ち後暫くは、子鳩が親鳩と一緒にいる「家族期」があります。
「キジバトのなかまたち」あすなろ書房の内容を引用させて頂きました。