MLBと日本プロ野球の常識の違い
これを読めばあなたもメジャー通!?
[投手編]
★MLBは先発・中継ぎ・抑えと投手の分業制が完全に確立されている。先発は5人で中4日のローテションを守り162試合のワンシーズンを乗り切る。そのため、投球の優劣に限らず100球前後での交代となる。
★防御率は日本より高いのが普通。ALだとDH制なので2点台は超優秀・3点台〜4点台前半は優秀。1点台は神様の領域(^^)NLは0.5〜1点くらい低くなるのが相場。
★MLBにはQS(クオリティスタート)という言葉があるように6回以上3失点以内であれば高く評価される。日本のように先発が1回3失点で交代といった場面はまずない。
★MLBでは完投は美学ではない。目先の完投よりワンシーズン乗り切ることの方が重要。先発は年間200イニング投げれば高く評価される。西武・松坂のような細い投手に150球も投げさせるのはどーだろうか?個人的は反対。肩は消耗品である。
★メジャーの投手はストライク・ボールの判定には絶対服従。日本のように首を傾げたり文句は言わない。
★ストライクゾーンは明らかに日本とは違う。MLBでは外角ボール2個分まではストライク。逆に内角に関してはボール1個分辛い。今季は高め(打者の腰あたりまで)ストライクゾーンとしてコールされるようになった。
★日本のようにイニングの合間のキャッチボールのような肩ならしをすることはない。
[野手編]
★四球ではなく、打つのが基本。0-3,1-3でも狙い球を絞ってどんどん打ってくる。
★メジャーの打者は初球から狙ってくる。
★MLBではチーム最強打者は3番に座るのが一般的。日本みたいにクリンナップという言葉には拘らない。クリンナップでも走れる選手はどんどん盗塁し積極的である。
★162試合を乗り切るため、主力打者でもときどき試合を休む。特に前日ナイター当日デーゲームの場合、主戦キャッチャーのお休みが多い。
★点差が開いた試合で、試合後半で無理に盗塁したりすると次の打席でビンボールが待っている。
[その他]
★延長戦はナ・リーグが無制限。ア・リーグは午前1時を超えて新しいイニングに入らない規則がある。この場合、続きを後日同じカードの試合の前に行われる。
★引き分けは降雨コールドゲームの場合しかない。
★DH制は、ア・リーグのみ採用している。
★MLBの球場は選手への足への負担の少ない天然芝がほとんど。見た目も綺麗。
★球場の外野フェンスにはラバーが貼ってあり激突しても怪我の少ない設計になっている。
★球場の大きさや形、デザインはそれぞれ違い、ファウルゾーンが狭く観客と選手との距離がとても近い。
★7回裏には皆で『Take me out to the ball game』を歌う。その他のイニングの合間にもダンスやゲームがあり観客を楽しませ、みんなで盛り上がる。楽しませ方がうまい!テロ以降は『God
bless America』を歌うようになった。
★MLBの観客は子供同士、老夫婦、女性同士、カップルなど実に幅広く観戦に訪れる。日本のような太鼓&トランペットのドンチャン騒ぎもないからキャッチャーミットの音や打球音が実によく聞こえる。
★MLBの観客はこちらが感心するほど試合をよく見ている。審判のボールストライクの判定にも即座にブーイングが出るし、怠慢プレーにもブーイング。素晴らしいプレーには敵味方関係なく拍手やスタンディングオベーションで迎える。
★MLBではファウルボール、ホームランボールはとった人のもの。内野にいる観客の多くがグローブ持参している。大人も子供もボールを必死に取りあってる姿は微笑ましい^^
★日本のトレードはなぜか暗い雰囲気が漂うが、MLBでは当たり前。巨人の松井クラスの選手でもどんどんトレードされ選手側も当たり前のこととして考えている。だから2〜3年でチームの主力の顔ぶれが全く替わることも珍しくない。
★MLBでは監督とオーナーの間にGM[ゼネラルマネージャー]が存在する。トレードや選手の年俸などのチーム戦力のことから監督・コーチの人事までほぼ全権を掌握している影武者的存在。よってチームの浮沈はGMの力量に負うことが多い。そのGMを決めるのはオーナー。
★MLBといえば個人プレーを重視しそうだが、チームの結束は日本より高いといえるだろう。故障した選手の背番号をユニフォームや帽子に書いたりするのもMLBから来ている。
★MLBはとても歴史と大切にする。過去の偉大な選手に対する尊敬の念は半端なものではない。開幕戦やオールスターの試合前のセレモニーには必ずといっていいほど、過去の名プレーヤーが始球式を行う。
★審判の権威は絶大である。文句を言ったら即退場。但し、ストライク・ボールの判定は結構いい加減のようにも見える(^^)
★MLBでは選手との契約には間に必ず代理人が入り交渉にあたる。代理人の腕次第で給料がかなり大きく変動する。
★日本では調停までいく選手というのはほとんどいないがMLBではゴロゴロいる。遠慮がちな日本人と契約社会のアメリカ人らしい一面が垣間見える。
★FAの資格を取得するには一軍登録6年間(計1032日)。ちなみに日本は1350日。
★FAの旧球団への補償も過去2年間の実績によって、ランクを分け、Aランクなら見返りとして翌年のドラフト1位と2位の指名権を、Bランクなら1位を、Cランクなら2位の指名権を獲得する。