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快居の会ブログ:http://kaikyonokai.no-blog.jp/

福医建研究会の建築士や作業療法士
など各分野の専門家による住居改善
実践事業部です。
快居の会受付 TEL/FAX 06-6946-6161
E-mail kaikyonokai@crux.ocn.ne.jp
〒540-0036
大阪市中央区船越町1-6-2-702 アトリエVOID内

出前型住居改善無料相談を行います。
快居の会受付までご連絡下さい。

福祉医療建築の連携による私たちの仕事
 ・住居改善の相談、アドバイス
 ・住居改善に関する設計監理
 ・住宅や施設などの企画・設計監理
 ・まちづくり調査


   
 お知らせ 

 1995年春に福医建研究会の建築士グループにより設立された快居の会は、 福医建研究会のNPO法人化により、1999年12月に福医建研究会住居改善実践事業部 「快居の会」となりましたが、 2010年の春、設立から15周年を迎えることことが出来ました。 ありがとうございます。
 これを機に、これまで住居改善を実践する「建築士」の集まりとしてきたものを、 他の分野の専門家にも参加いただき、 住居改善を実践する 「各分野の専門家」の集まりに組織を変更することになりました。 これまでから福医建研究会の各分野の専門家に協力やアドバイスをお 願いしていたのですが、同じ住居改善実践事業部「快居の会」の スタッフとして参加してもらうことで、より緊密な連携のもと、 住居改善実践の活動が出来るものと確信しています。 (このページの最後に快居の会スタッフの紹介があります。) 新しい「快居の会」にご期待ください。



一級建築士事務所登録のお知らせ(2003年4月)

 快居の会は懸案であった一級建築士事務所登録について、2003年2月8の福医建研究会理事会+運営委員会で決定、登録手続きを準備し、2003年4月14日付けで特定非営利活動法人福祉医療建築の連携による住居改善研究会快居の会一級建築士事務所の大阪府知事登録をしました。一級建築士事務所大阪府知事登録イ第20133号です。(2008年4月に登録を更新して、ロ第20133号です。)
 これまで確認申請の必要な業務などは、担当者である快居の会メンバーの建築士事務所が設計監理契約して、申請業務などの業務を行っていました。今後はNPO法人としてこれらの建築士業務の契約主体となれることで、責任の所在を明確にすることが出来るとともに、一級建築士事務所として快居の会の活動の範囲を大きく拡げることが期待できます。
 住居改善実践の活動で培ったノウハウを生かした各種住施設などの設計監理、福祉、医療分野、その他の非営利団体などをサポートするための各種建物の設計監理や相談、アドバイスの業務も行っていきたいと考えています。よろしくお願いします。



快居の会だより

15号記事
       (2010.6更新)

14号記事

13号記事


12号記事


11号記事

     (※11号PDF版)
10号記事
     (※10号PDF版)  
9号記事

8号記事

7号記事

(※PDFファイルを閲覧するにはAdobe Acrobat Readerが必要です)


「快居の会」が取り組んだ事例の紹介

 快居の会は、住環境について困っている高齢者、障害者を対象に住居改善実践活動を 行なっている。電話相談のほか、無料の出前型相談やアドバイス業務、住居改善実践活動としての 住宅改造等の設計監理等(有料業務)を行っている。主なものを表記する。 なお改造工事の施工は行っていない。


   2009年度
1

 事故による胸椎損傷で車いすの生活となった娘さん(自閉症でもある)のために、新たに 購入した大阪市内の分譲マンション(当時建設中)を全面改修するという設計監理の依頼 を受けた。関大月が丘住宅や訓練施設で動作確認、セラピストやヘルパーとの意見交換を 行い、プランを検討し、マンションの竣工を待ち現地確認を行った。
間仕切りや出入り口、各収納の形状変更、キッチンを電動昇降式に変更、洗面所・トイレ も変更した。メーカーの協力を得て、洗体台が使用可能な形にユニットバスも変更した。 バルコニーにはウッドデッキを設け、外部空間の利用も可能とした。

2

 病院のPTの依頼で、2008年12月に入院中の20代の女性を訪ね相談をうけた。原因不明の 病気、身体機能は下肢麻痺で歩行困難である。退院に備えてリハビリ訓練や各種検査治療 を続けている。自宅マンションを車椅子対応に改善することが主な要望であった。
後日、有料業務として設計監理を受託した。本人や家族と話し合いを重ねた結果、本人の 部屋とトイレ+洗面+浴室を車椅子で使えるように改善した。また入浴のために電動昇降 +手動による横移動のリフトを導入した。共用廊下にマンションの管理組合の許可を得て スロープを設置した。

3

 本年も4月のバリアフリー2009展(インテックス大阪)の関大ブースで住居改善無料相談を 行うため、快居の会スタッフを3日間派遣した。

4

 大東市から「重度障害者住宅改造助成事業に係る助言・仕様書作成業務」の委託を受け、 建築士を派遣した。高齢者に対する住宅改造助成が無くなったのを受け、この委託も名称 から高齢者が消えた。市の健康いきがい課の担当PT又はOTと共に22件の住宅改造助成 にもとづく住居改善計画に関わり、内16件の改造工事が実施され、完了検査および一部フォローアップを行った。


   2008年度
1

 2007年度に大阪府立介護情報・研修センターから依頼で、自宅で26歳の水頭症の娘さん を介護する母親からの相談をうけた。本人は寝たきりで全介助、呼吸器を使用、コミュニ ケーションが困難で障害一級。主たる相談は、介護者の加齢とともに風呂に抱きかかえて 入れることが困難になってきたので、介助が楽な入浴方法に対応した浴室に改造したいと のことであった。有料業務として増改築の設計管理を引き受けることになる。合わせて、 風呂以外の部分も直したいとの希望に添い、一階のLDK+水廻り、設備廻りを一部増築 し全面改造した。
広々したLDKゾーンと水廻りにつながる娘さんの寝室ゾーンという間取になり、入浴介 助の動線の短縮に加え、カウンターキッチンから娘さんのベッドでの様子が見渡せるよう になった。

2

 4月のバリアフリー2008展(インテックス大阪)の関大ブースにおいて無料相談を行う ため、今年も快居の会のスタッフを3日間派遣した。

3

 バリアフリー展で、ある大規模マンションの管理会社から共用部分などのバリアフリー 改修の相談を受けた。相談に出向くと吹付けアスベストの除去が緊急課題となっていた。 このアドバイスの業務を引き受けたが、バリアフリー改修については、まだ手つかずのままとなっている。

4

 2008年度も大東市「高齢者・重度障害者住宅改造助成事業に係る助言・仕様書作成業務」 の委託を受け、建築士を派遣した。市の健康いきがい課の担当PT又はOTと共に27件 の住宅改造助成にもとづく住居改善計画に関わり、内25件の改造工事が実施され、完了検査および一部フォローアップを行った。

5   引き続き委嘱を受けているT市の障害者生活支援事業の専門相談員(建築士)として、2 事例について計3回の出前型相談を行った。


   2007年度
1

 美容室チェーンからバリアフリー改修について相談を受けたことから、うち北摂地区の 1店舗の改装について設計監理業務を引き受けることになる。店舗の設計に設計者とし て関わるが、バリアフリーに関わる提案で実現したのは、エントランスに引き戸タイプ の自動ドアを設置、トイレの扉の軽量化とトイレ内に手すりを設置、移動の手掛かりに なるように配慮し天板を延長した家具の製作であった。

2

 2007年度も大東市「高齢者・重度障害者住宅改造助成事業に係る助言・仕様書作成業 務」の委託を受け、建築士を派遣した。市のリハビリテーション課の担当PT又はOT と共に22件の住宅改造助成にもとづく住居改善計画に関わり、内17件の改造工事が実施 され、完了検査およびフォローアップを行った。依頼者側の都合により工事のみ来年度 となった物件もある。

3

 大阪府立介護情報・研修センターの相談業務を3件引き受けた。 出前相談2件とイベント会場での相談業務であった。

4

 引き続き委嘱を受けている、T市の障害者生活支援事業の専門相談員(建築士)として、 1事例について2回の出前型相談を行った。

5   前年に続き、4月のバリアフリー2007(インテックス大阪)の関大ブースにおいて無料相談を行うため、 快居の会スタッフを3日間派遣した。


   2006年度
1

 くも膜下出血によりリクライニング車椅子使用(全介助、コミュニケーションは殆ど不可)の大阪府北部の住宅地に住む53才の男性の家族から、 2年の病院生活にピリオドを打ち自宅で介護したいという相談。そのためには1階ガレージを寝室に改造し、2階がLDKなので 2階でも過ごせるようにしたいと希望される。ホームエレベータおよび段差昇降リフト(玄関ポーチ)を設置し、介護しやすい寝室の工夫をした。

2

 木造一戸建ての住宅に両親と妹の4人家族で住む、9歳の男の子は筋ジストロフィーで、母親が抱きかかえて移動、介助をしていたが、体重の増加でその方法では限界がきていた。洗面・脱衣・浴室を中心に天井走行リフトを取り入れた住宅改造を提案し設計監理を引き受けた。 改造工事が完了し家の中でも車椅子を使い自分で動けるようになり、母親の入浴介助もリフト利用で大きく省力化した。快居の会だよりNo.15に詳しい報告あり。

3

 階段室型の公営住宅に住む65歳、人工肛門、膝下マヒで一人暮らし女性、室内では杖を使い伝い歩き、外出時は車椅子での介助だが、段差昇降リフトをつけてベランダから楽に出入りしたいと希望される。以前に快居の会が担当した同様の事例を知り、費用を負担してでも実施したいという意志であった。以前の事例とほぼ同様のパターンでリフトを取り付けたが、今回はリフトを囲むフェンスなどの外部工事の費用負担が大きくなった。

4

 エジプト、アレキサンドリアにおける知的障害者のための作業所建設について、「出前型無料相談」に関わることになった。JICA、関西大学などの協力を得て出前型相談が実現した。快居の会だより14号に「エジプト報告」有り。

5   大東市「高齢者・重度障害者住宅改造助成事業に係る助言・仕様書作成業務」の委託を引き続き受け、建築士を派遣した。市のリハビリテーション課の担当PT又はOTと共に37件の住宅改造助成にもとづく住居改善計画に関わり、うち28件の改造工事が実施され、完了検査およびフォローアップを行った。依頼者側の都合により工事のみ来年度となった物件もある。また、介護保険にもとづく住宅改修へのアドバイスも行った。
6  介護実習・普及センターから名称を変えた、大阪府立介護情報・研修センターの相談業務を8件引き受けた。なお1と2は、昨年度と今年度のこの相談業務から有料業務に移行した。


   2005年度
1

 要支援の認定は受けておられるが、元気な80歳代の母と娘の二人住まい。ふくいけんのホームページを見られた甥子さんから問い合わせがあり、設計監理業務を引き受けた。木造二階建の小住宅の新築(建替え)で、設計変更などを経て、初回訪問からおおむね2年半を経て完成した。ユニバーサルデザインのレベルで設計している。

2

 堺市深井北町の重度心身障害者ディサービス施設「ディハウスないすたいむ」の設計監理を引き受けた。事業者はNPO法人地域生活支援センターナイスネット。鉄骨2階建の倉庫70uを改装し、重度心身障害を持つ人達のナイト(午後5時から10時)の生活の場となる。食事、入浴の介護をうけることを中心にゆっくりとくつろぐ。くつろぎの部屋は木をふんだんに使い、天井は浅いドーム型にしてプロジェクターで映像を映し出す。広めの介護用浴室には脱衣室からの天井走行リフトを備えている。快居の会だより14号に詳報あり。

3

 泉南地域で、手術後頚椎損傷の状況になった53歳の男性(入院中)の自宅の大改造案、建替え案などを作成し、在宅生活について検討するがまだ実施に至っていない。取りあえず、一時帰宅などに対応した小改造として、段差昇降機や車いすの移乗のためのリフトを含む改造を実施した。

4

 大東市「高齢者・重度障害者住宅改造助成事業に係る助言・仕様書作成業務」の委託を引き続き受け、本年度も快居の会の建築士を派遣、市のリハビリテーション課の担当者(PT.OT)と共に31件の住宅改造助成にもとずく住居改善計画に関わり、うち27件が改造工事を実施、フォローアップおよび完了検査も行った。また、介護保険にもとずく住宅改修へのアドバイスも数件行った。


   2004年度
1

 スポーツ中に頚椎損傷した南河内地域の高校生の退院、復学をめざした住宅改造の設計監理を引き受けた。リハの見通し、おばあさんの住まい方、住宅自体の基本性能の問題など、クリアしなければならない問題が多く、改善案の決定までに長い時間を費やしたが、改造工事が完了し退院、復学を果たした。大学進学やクルマの免許取得をめざすとのこと。快居の会だよりNo.13に詳しい報告がある。

2

 現在一人住まいをされている高齢のお母さんを迎え同居するために、バリアフリー化を主題に、お母さんのための寝室やダイニングキッチンなど、息子さんがお住まいの北摂地域の住宅を改修した。

3

 内外にバリアの多いマンションにお住まいだった筋ジストロフィーの女性の新しい住いについて、新築のマンションを購入することから相談をうけ、転居前にその身体能力に合った快適な住まいに改造するため、設計監理を引受けた。運動能力の面で非常にタイトな条件のため、改造工事、引っ越し後も、浴室やトイレなどの設えの微調整に時間を要した。

4

 大東市「高齢者・重度障害者住宅改造助成事業に係る助言・仕様書作成業務」の委託を2003年度に続き受けた。快居の会の建築士を派遣し、市のリハビリテーション課の5名の担当者(PT.OT)と共に38件の住宅改造助成にもとずく住居改善計画に関わり、うち36件が改造工事を実施、フォローアップおよび完了検査も行った。

5   引き続き委嘱を受けているのT市の障害者生活支援事業の専門相談員(建築士)として2事例について3回の相談業務を行った。


   2003年度
1

 北摂の傾斜地の比較的古い住宅地に住む、脳出血片麻痺により車椅子使用の70歳独居の男性の在宅生活のための住居改善の相談を受ける。相談の結果、車椅子で生活しやすい住宅を新築(建替え)することになった。快居の会だよりNo.12に詳しい報告がある。

2

 大阪東部の住宅地に住む72歳の女性からの相談を大阪住宅センターを通じて受けた。足のけがをきっかけに、2階の寝室を1階に変更し快適な住まいを造りたいとの相談であった。快居の会で設計監理を引き受けた。寝室内にトイレを作るなどの高齢対策と、断熱性能をあげるなど快適な住環境の整備のための改造工事は完了した。快居の会だよりNo.11に詳しい報告がある。

3

 大阪府南部の府営住宅に両親と住む、車椅子使用の35歳女性が、作業所へ通うなどの外出が一人で出来るようにしたいとの相談が、自治会長から大阪住宅センターに寄せられた。 ベランダから段差昇降機を使い外出するため、府営住宅の管理部門と折衝、外構部分は府が担当、段差昇降機などは住宅改造助成などを使い施工、 設計監理は快居の会が有料業務として引き受けた。

4

 大阪市内に建設される、高層分譲マンションの共用部および外構における高齢者、車椅子使用者に対する設計上の配慮、使用方法についての提言を行った。また、分譲される住戸について、間取の変更などのオプションに関して、住居改善の視点から変更設計に関わることも取り決めたが、これまでのところ実現していない。

5   財団法人大阪住宅センターの高齢者・障害者に対する住宅改造相談業務の委託を、2002年度に引き続き受けた。相談業務は快居の会が引き受けている。大阪住宅センターから今年度、快居の会に依頼のあった相談業務は7件であった。
6   引き続き委嘱を受けているのT市の障害者生活支援事業の専門相談員(建築士)として、2件の相談業務を行った。
7  大東市「高齢者・重度障害者住宅改造助成事業に係る助言・仕様書作成業務」の委託を受けた。快居の会の建築士を派遣し、市リハビリテーション課の5名の担当者(PT.OT)と共に、32件の住宅改造現地調査を行い、各々について改造案を提出した。うち30件は仕様書を作成し、施工者に対する現場説明も行った。29件が住宅改造工事を実施、現場指導、完了検査も行った。


   2002年度
1

 高槻ライフケア協会からの2件目の設計監理委託を受け、既存の倉庫を障害者のデイサービスセンターに改造した。予算が限られていたので十分な改造ではないが、木造の倉庫独特の雰囲気が好評なようだ。

2

 大阪市内某マンション管理組合から 1999年度から引き続き依頼の、高齢期にも安心して住み続けるための対応策は、共用部分の改造案を図面化、施工者の見積も取ったが、まだ着工に至っていない。

3

 財団法人大阪住宅センターの高齢者・障害者に対する住宅改造相談業務についての委託を受けた。相談業務は快居の会で引き受けている。10月に大阪住宅センターが受付業務を開始してからの6ヶ月で、快居の会に依頼のあった相談業務は6件であった。(うち2件は快居の会の有料業務として引き受けることになった)

4

 昨年度からT市の障害者生活支援事業の専門相談員(建築士)として委嘱を受け、2件の相談業務を行った。


 2001年度
1

 2000年度から関わっている、入院中の夫(73歳/多発性脳梗塞)の介護負担の軽 減を主目的とした住居改善が完了した。手すりの設置や段差の解消、トイレの改造は、 現状では週1〜2度の昼間一時帰宅時のためのものである。快居の会だより9号に報告あり。

2

 大阪市内某マンション管理組合から 1999年度から引き続き依頼の、高齢期にも 安心して住み続けるための対応策は、管理組合役員による事例見学などを経て、具体 的に共用部分の第1次改造案を図面化する段階にあります。

3

 高槻ライフケア協会の依頼で木造2階建て店舗付き住宅を、デイサービスセンター に改修した。 1階店舗を事務室および相談室とし、2階住居部分はすべて通所介護施設として使用。 車イスでも支障なく利用出来るよう、新たにエレベータも設置した。 快居の会だより9号に詳しい報告があります。

4

 大阪府北部で、脳性マヒによる歩行困難の男性の学習塾兼用住宅の改善を行った。 市の住宅改造助成などを活用しトイレ、浴室、玄関、室内の段差解消、手すりの取り付けなどを行った。

5

 大阪府北部で、脳梗塞で両則にマヒのある男性のための改善を行った。 介護保険の住宅改修費を使っての段差解消、手すり取付のほか、建具の取り換えや水まわりの改造をおこない、自力でトイレ、洗面が使えるように、また軽介助で入浴が出来るように改善した。

6

 藤井寺市で、駅に近い事務所ビルの3階に精神障害者地域生活支援センターを開設するのための内装工事の設計監理を担当した。日常生活相談、憩いの場、夕食のサービス、地域交流などが行える、精神障害者地域生活支援センター「わっと」が開設された。

7

 (特活)福医建研究会として、T市の障害者生活支援事業を行う社会福祉法人から専門相談員 (建築士)の委嘱を受け相談業務を行っている。 今年度は、脳性マヒのため外出には電動車イスを使う男性のマンション内部の改善に協力した。


 2000年度
1

 法人化以前から継続して取り組んでいた、小脳出血による障害で車椅子(要介護)の女性のための住宅の新築工事 (実質的には離れの増築)は竣工した。

2

 大阪市内某マンション管理組合から1999年度から 引続きの依頼。このマンションは、約1.6haの敷地内に7〜8階建ての 廊下型住棟4棟が配置された、築25年の大規模分譲マンションである。 通常の改修工事は管理組合の自主管理で熱心に行われてきたが、 高齢・障害者やコミュニティへの配慮の無い(効率優先の)団地計画のため、 このままでは居住者の高齢化による課題が多発すると考えられる。1999年度の 永住化のための居住者ニーズ調査、共有部分と住戸プランのバリア調査、 住戸の改善モデル作成に続き、2000年度は、高齢の居住者に対する追加調査、 外部空間の利用に関する調査を行った。また、調査によって明らかになった永住のための 課題を住民共有ものとし、高齢期に安心して住みつづけるための対応策を住民とともに 考えていくプロジェクトを進行、2001年度も継続の予定である。1999年度の作業に関する 報告書に続き、2巻目の報告書も作成し提出した。

3

 Kugelberg-Welander症候群という、筋ジストロフィーに似た症状の 難病を持つ青年のための住居改善。北摂の閑静な住宅地の木造一戸建て住宅で 両親と同居。介護実習普及センターの紹介で、父親から快居の会に依頼があった。 進行性難病のため歩行と立ち座りが、かなり困難になり、トイレや入浴の介助が 大変とのことであった。1階の広いリビングを本人の寝室、 付属のサニタリー(トイレ、洗面、浴室)に改造し、移動を助ける天井走行リフトを 設置した。寝室前の庭には木製デッキを、デッキから玄関までスロープを設けた。

4

 パーキンソン病のKさんのため、大阪近郊の住宅地の木造一戸建て住宅 1階部分、寝室、浴室、洗面、便所の更新、段差昇降機を使った外出方法の確保などを 行った。快居の会だより8号に詳しく報告しています。

5

 脊髄圧迫骨折による下肢機能障害と、リューマチによる手指、 足の障害がある女性のための住居(鉄筋コンクリート造の分譲マンションの7階部分)の 改善。車椅子の使用を前提に、自立を目指し、移動経路の段差解消を行った。居間を中心に、 洗面・トイレ・バルコニーまで移動できるように、床材の張り替え、すのこ敷きなどを行う。 居間と廊下の段差13cmは、緩やかなスロープを設けた。扉は自動引き戸や電動開閉カーテンを 使い、移動の手助けとした。台所の改善は、しばらく生活して様子を見てから行う予定。

6

 南河内にお住まいのSさん(女性・脳梗塞による片麻痺)は、 移動に車椅子を利用されている。リハ病院に入院中、息子さんを通じて相談を受けた。 木造1戸立て(農家)住宅を一部増築し、ご夫婦の寝室(専用トイレを新設)と浴室、 LDKを大改造し、外出用に段差昇降機の設置もする改善案を提案した。

7

 関西福祉大学(兵庫県赤穂市)の地域相談活動に息子さんからの相談が 寄せられた、Kさん(女性)は、交通事故による頚椎損傷(不全麻痺)のため、 車椅子を使用されている。関西福祉大学M教授からの依頼で相談に協力する。詳細に 渡り確実に関る必要ありとの判断から、快居の会の有料業務として引き受けることになる。 畳の床を板張りに変更し、専用のトイレも造る個室の整備をし、 外出用の段差昇降機も設置した。LDKや浴室へのルートの段差を無くし、 シャワー浴が出来るように浴室にすのこも設けた。



快居の会相談スタッフ
明石 友宏 双葉都市設計工房/都市計画プランナー
今井 俊夫 今井環境建築事務所/一級建築士
上田 上田猛建築事務所/一級建築士 (ホームページ) 
逢坂 伸子 大東市健康福祉部健康いきがい課/理学療法士 福祉用具プランナー
大阪府立大学総合リハビリテーション学部非常勤講師
小倉 勝彦 アトリエVOID/一級建築士 湊川短期大学非常勤講師
川上 昌宏 川上建築設計工房/一級建築士 (ホームページ) 
小林 貴代 Kobaレディースクリニック/作業療法士
佐藤 和子 佐藤建築事務所/一級建築士 大手前女子短期大学非常勤講師
鈴木 章仁 鈴木章仁建築デザイン事務所/一級建築士
雅子 臨床心理士 精神保健福祉士 スクールカウンセラー
相馬 智香江 アドテック建築事務所/一級建築士
長辻 永喜 大阪河アリハビリテーション大学 教授/作業療法士
中村 英人 中村英人建築設計事務所/一級建築士 (ホームページ)
萩野 隆司 萩野設計工房/一級建築士 (ホームページ) 
馬場 健一 馬場健一建築研究所/一級建築士 (ホームページ) 
馬場 昌子 関西大学 工学部建築学科 専任講師/一級建築士
林元 光広 (有) Getwell代表取締役/理学療法士
早瀬 瑛輔 チームアルファー一級建築士事務所
藤原 太郎 作業療法士
細本 愛子 千里津雲台訪問看護ステーション/作業療法士
松村 創造福祉空間研究所/一級建築士 修成建築専門学校非常勤講師 (ホームページ) 
アトリエフォレスト/一級建築士 社会福祉士
山下 協子 作業療法士
山田 隆人 大阪保健医療大学 講師/作業療法士 二級建築士
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