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O∴H∴西洋魔術博物館 | |||
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| 2012年 2月9日 |
:図書室「オカルト・レヴュー索引」にて1916年分の収録を開始。 :その他こまごまとした修正あり。 |
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| 資料室 | ![]() |
展示室 |
| ★★★2012年版、現在193名 魔術人名録 | 魔法道具 各種用具をCGにて再現中 | |
| 魔術英単語の意味と用例 魔法英和辞典 | 魔術教材 参考文書参考図版等 | |
| ★書簡等の訳出と解説 古文書保管庫 | 希少初期版画集 貴重図像を展示中 | |
| 図書室 | 希少初期木版集 『貧者の聖書』 | |
| 『海の女司祭』等 魔法小説日本語訳 | タロット研究 関連図像と小論を展示中 | |
| ★PDF等を収納 ダウンロードコーナー | アトリエ O∴H∴オラクル、タロット等 | |
| ★★★魔法関係の小論文等 エッセイ集 | 近代オカルト画廊 貴重図像を展示★★★ | |
| ★★★★伝説の雑誌 オカルト・レヴュー索引 | ホートン秘教タロット 専用コーナー★ | |
| 工作室 | 事務室 | |
| 初心者向け魔術教室 楽々魔術 | 西洋魔術博物館掲示板 すなわちBBS | |
| 雑多な記事各種 スクラップ集 | イベント告知および更新履歴 | |
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| 今週の新着 |
今週からオカルト・レヴュー索引1916年分の収録を開始します。 1916年といえば第一次世界大戦の真っ只中、オカルト・レヴュー誌はさまざまな予言やモンスの天使に代表される戦場奇蹟譚をプロモートすることで英国の勝利に貢献しております。もっともモンスの天使に関しては、アーサー・マッケンがすべては自分の短編「弓手」がきっかけとなった流言蜚語の類との見解を発表しており、OR誌はこれに反論するかたちで従軍看護婦の手記を掲載するなど物議をかもしております。マッケンと親しく、かつOR誌執筆陣の中心でもあるA.E.ウェイトはなにを思っていたのでしょうか。 1月号にはOR誌に記事を書いたこともある陸軍大尉が戦死したことが写真入りで報告されています。1915年、8月27日、ドイツ軍の榴散弾によって死亡とのこと。アンソロジーを組む際には丁寧に扱いたく思います。 西洋魔術博物館の毎週更新はまだまだ続きます This week we start the making of The Occult Review 1916 index. The year 1916 saw the full spread of WWI. The Occult Review tried to contribute to the victory by promoting various pro-British-prophecies and war-time-miracles such as the Angels of Mons. The latter was criticized by Arthur Machen who stated all the Mons stories was an unintentional product of his own story "The Bowmen", a sort of mass-hysterical rumor. The OR took an opposite position and introduced an eye-witness Angel story by a war-nurse. We wonder what A.E. Waite thought of these spectacles, he being the close friend of Machen as well as one of the main writers of the OR. There was an obituary with photo to a soldier, Army Captain, in January 1916 issue. He was a contributer to the magazine and published a novel from John Lane. Killed in action by German shrapnel, 27th August, 1915. We would like to express mourning to him in a future anthology. The show must go on. |
| 更新時の若干のコメント |
1月26日 : ロイヤル・メイソニックのロイヤルとは? メイソンリー関連の組織によく「ロイヤル」の文字がくっついております。このロイヤルがどこからくるかといいますと、たいていの場合、組織の名誉総裁などに王族のフリーメイソンが就任しておられるのです。リックマンズワース女学院のグランド・パトロンはなんと連合王国国王ジョージ六世陛下その人であられますから、堂々のロイヤルといってよいでしょう。せっかくですのでビーチクロフトの著書にあった陛下のエプロン付き御真影を掲載しておきましょう。今週は脇道小道にそれたおかげで思わぬ収穫も多く、満ち足りた日々を送れたのであります。先般紹介したカーチス・ウェブ夫人の蔵書票は各方面で反響を呼んでおりまして、発見した小生もいささか鼻が高うございます。描かれた波に北斎の影響が見てとれるとか、なかなかうがった話も飛び交う始末。珍品の発見と紹介は博物館の本領でございますから、今後も精進したく思います。 オカルト・レヴュー誌1909年上半期合本号が届いたのですが、なにか様子がおかしい。ライダー社オフィシャルの合本号ではなく、さらに2月号と3月号の中身が同一? 検討の結果、これは米国版をメインとして一冊だけ英国版がまぎれこんだ状態のものを製本会社が深く考えずに製本してしまった結果と思われます。OR誌は米国版が一月遅れで発売されていたため、こういう混乱が起きてしまうのです。結論として、半期6冊分のうち、実質4冊しか入手できなかったという始末。このくらいでメゲておっては資料収集などできません。挑戦は続くのであります。 寒さが一段落したら久々にバイクを動かす予定です。またぞろバッテリーがだめになっているでしょうから、新品のGSユアサを取り寄せておきました。今年は少し気合を入れて二輪関連に臨みたく思います。 |
| 2月2日 : ホートンの知られざる傑作のこと。 イエイツとクロウリーといえば犬猿の仲なのでしょうが、両者が珍しく意見の一致を見る領域がありまして、すなわち「ホートンは下手な画家」なのであります。いまや世界有数いや世界屈指、もしかしたら世界唯一のホートン研究者であるかもしれない小生も、やはり同意せざるを得ない部分がございます。ペンで緻密な葉っぱを描かせたらなかなかの腕達者、というホートン評はあまり褒め言葉になっておりません。しかしホートンの数少ない友人のひとり、ラルフ・シャーレイが興味深い証言を残しておりました。なんでもホートンが霊の顔をチョークで描いた作品があるそうです。豊かな金髪、催眠術師の眼を持つそのポートレイトを前にすると、部屋のどこにいても睨まれている気がするとのこと。表情が強烈で、まるで生きた人間に見つめられているかのような効果があり、一定時間以上この絵に意識を集中すると催眠術にかかってしまうだろう、と。チョーク、というのはおそらくパステルのことでしょう。この絵が現在どこにあるのか、小生にはおおよその見当がついております。いつかこの眼で見てみたいものです。 OR誌にはちょくちょく小ネタながら味わい深い記述がございます。最近見つけたものとしては、大英博物館の各展示室にはそれぞれ観覧者休息用のベンチと学芸員用の椅子一脚が常備されているが、ミイラ展示室だけは学芸員用椅子が二脚あるだけで一般客用ベンチはないとのこと。ミイラが観覧者におよぼす心霊的悪影響を考慮し、さらに学芸員たちがひとりきりでミイラ展示室に詰めるのを拒否した結果だそうで、なかなか興味深いところです。ちなみにツタンカーメンの呪いが有名になるのは1922年からですが、それ以前、ミイラの呪いといえばかのタイタニック号を沈めたとされる「アメン・ラーの女司祭」のミイラ(ないし棺の蓋)を指したものです。タイタニックがらみの女司祭ストーリーはOR誌1913年1月号に掲載されましたが、1909年、すでにこの女司祭のミイラ棺をめぐってカメラマンが怪我をしたとか、棺を撮影したら生身の人間の顔が写っていたとか、ずいぶんなことがOR誌に書かれています。この件はさんざん話題になったため、後年大英博物館エジプシャン・ギャラリー主任のE.A.ウォリス・バッジが公式声明を発表して呪いを否定する顛末などあったそうです。どちらかといえば博物館サイドの営業戦略ではなかったか、などと疑ってしまいます。 このところ近代オカルト画廊関連の収集が低調であったのは認めざるをえないところです。先日、W.グレアム・ロバートソンの「ビンキー」三部作の一冊「庭にあそぶ女児のための歳時歌集」をようやく押さえることができまして、現在到着待ち。ロバートソンの英国風クマリ崇拝とアルジャーノン・ブラックウッドの関連は面白そうなテーマではありますが、小生の優先順位からいうとかなり下のほうになりますので、とりあえず資料の蓄積だけはしておく所存。 上のほうで話題にされている音楽霊媒。むかしローズマリー・ブラウンという人がこの手の話題を振りまき、レコードも出していたように記憶しています。小生が興味深く思うのは、オーベールが接触したとされる霊のなかにストラデッラがいることです。この人は、それはもう伝説的に女癖の悪いイタリア人音楽家でありまして、教会の金を使い込んで逐電したり、かなりやばい筋の女性に手を出して殺し屋に追われたりと、波乱万丈のさなかに作曲もするという異能ぶり。この人が霊になったからといってメンデルスゾーンのような模範的紳士と一緒に行動するとは思えないわけで、さて実際はいかなるものであったのか。結論が出ないとわかっている領域であれこれ思索するのも楽しゅうございます。 |
| 2月9日 : 第三の薔薇と百合のこと。 先般、海外の有名オークションサイトに古いライダー・タロットが登場いたしまして、それがなんと「ローズ&リリー」背模様であったために業界が騒然となりました。この特殊なパックは過去に2例しか発見されておらず、希少価値は計り知れず、しかも今回の出品物にはライダー社からの書簡も付録としてついており、その内容がまた素晴らしい。関係者一同が見守るなかオークションは一旦キャンセルされ、されば○○社が直談判したか、いや○○氏が暗躍したなどと推測が飛び交う始末。やがて再開されたオークションは、結局のところ最後の一分間で1000ドルから6000ドルに跳ね上がり、某氏が落札した模様。ともあれこの第三の書簡付きパックの登場により、ライダー版タロットの初版論争はほぼ決着したといえるでしょう。残る最後のジグソーパズルのピースは、1909年に製作されてばらまかれた宣伝ビラくらいでしょうか。新たな資料の発見は実に心が躍るのであります。 ウイジャ・ボードならぬウジュパ・ボードを作ろうと一瞬考えて、思い直してやめたのは正解でありましたでしょうか。世の中は広いもので、調べてみると「アンティーク・ウイジャ・ボード」を収集して分類しているウェブサイトが見つかりました。あれも一応、パテント登録されているから驚きです。パーカー社の製品がブランド物として認知されているようですが、実態はどんなものだったのか。有名霊媒師ともなるとやはりこだわりがあって、ウェストバージニアのマホガニーの盤しか使わないとか、そういうマニアックな世界が展開されていたとか。しかしウイジャ盤はデザイン的にヴァリエーションが少ないようで、あれを収集しても面白いのかどうか、自信が持てません。まな板を数あつめてどうするよ、と。いっそエノキアン・レターのウイジャ盤を作って業界の大顰蹙を買うほうが面白いかもしれません。 小生とて防災意識がないわけではありません。玄海西方沖地震の際は本棚を必死で押さえて踏ん張ったものです。とりあえずベーシックな情報機器の確保、ということでタフさが売りのAM専用ラジオを一台買いました。ソニーの製品で、四角い弁当箱のようなボディーに単一電池を二個も飲み込む仕様です。そういえばエジソンが研究していたといわれる霊界ラジオとはいかなるものだったのか。W.T.ステッドが開設したジュリア局は、コンセプトからいえば電話交換台に近かったと思うのですが、19世紀末に登場した「無線」がオカルト的思考に与えた影響の甚大さもゆるりと考察してみたく思います。 |
西洋魔術映画館 試作品上映中 William T. Horton Esoteric Tarot PV William T. Horton Biographical Clip new!! Old Trappola Cards Promotion clip new!! Sailing to Bysantium Poet Plead to the Elemental Powers |
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| 修正パッチ | マーゴット・アドラー著 江口之隆訳 |
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