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HONKY TONKY CRAZY : ホンキー・トンキー・クレイジー

HONKY TONKY CRAZYはBOØWYを聴き始めた頃、とにかく好きだった曲で、この曲で「シャッフル」というリズムを知りました。シャッフルとは簡単に言えば、スキップの時のリズムですね。

ギタリストにとっては、ギター・ソロが無いので見せ場の無い曲かもしれません(笑)。

女性コーラスのパートはGIGでは布袋氏がファルセットで歌い上げてました。コピーする時、中々上の方が出なくて苦笑いしてたのを覚えています。布袋氏もGIGによっては、低い方で歌ってたりしてましたね(笑)。コーラスといえば、「Hey Boy! Hey Boy!」や「Yeah! Yeah!」の部分、この部分は最初は非常に恥ずかしかったです(笑)。というか、今やってもきっと恥ずかしいです(笑)。シャウト系はどうも苦手です。

曲の中盤では氷室氏と布袋氏がピョンピョン跳ねるのが定番でしたね。片足だけを上げたり、両足でピョンピョン跳ねたり、いくつかのパターンがありました。俺達のバンドでは、ヘッド・バット(頭突き)も取り入れていましたが(笑)。

"16"は、確かに肺活量を必要とする曲かもしれませんね(笑)。宅録でこの"16"を作った時、ヴォーカルを務めていたヤツは続けて歌えず、休憩しながら録音したという出来事がありました。コーラスは「Ah♪Ah♪Ah♪Ah♪Ah♪」だけだったから物凄く楽でしたが(笑)。

初めてコピーした時期はアルペジオがまだまだ覚束ない頃で、バラード部分のギターはちょっともたついてたかな。ブギ調の部分は、これまたシャッフル。流れるようなリズムが軽快でスピード感があり、ノリがいいです。間奏の松井氏によるベース・ソロもカッコ良いですね。

ちなみに"16"はアルバム「"SINGLES"」が発売されるまでは、どのアルバムにも収録されていなかったので、このシングルを購入しないと聴けない楽曲でした。

COMMENTARY - 解説

元BOØWYディレクター、子安次郎氏による曲解説。

HONKY TONKY CRAZY - ホンキー・トンキー・クレイジー

BOØWY"タテのり"の決定打ともいえるこの曲は、ベルリン録音のアルバム『BOØWY』の先行シングルとして1985年6月1日に発売された、東芝EMI移籍第一弾シングルという記念すべき作品であり、帰国直後の赤坂ラフォーレでのライヴでテープによって初めて披露された。

メンバー全員によって叩かれているタムのリズムが全体に渡って強調されており、この楽曲の核を作り上げている。

また、女性ヴォーカルを中心に多用されているコーラスも大事なポイントの一つである。ちなみにこのコーラスの女性は「JACQUELINE ROBINSON」といい、たまたまハンザ・トン・スタジオの別のスタジオでレコーディングしていたところをつかまえて、BOØWYのレコーディングに参加してもらった。

なお、彼女の声は布袋寅泰のファースト・ソロアルバム『GUITARHYTHM』の中でも聴くことができる。

"16" - シックスティーン

HONKY TONKY CRAZYのB面におさめられていたこの"16"は、ベルリンでのレコーディングの際、一番最後に録音された楽曲である。シングルのみに収録され、アルバム『BOØWY』には収録されなかった。

始めデモ・テープの段階ではこの曲はバラードと、アップテンポのブギ調の2つの別々の曲であったが、レコーディング準備のためのリハーサルの段階で一曲にまとめ上げられた。ライヴではほとんど演奏されなかったが、隠れた名曲の一つと言えるだろう。

切々と歌う頭のバラード部分と本編のブギの部分との落差が非常に気持ち良く、一度歌い始めるとほとんど行き着く間の無い、肺活量が要求される(?)楽曲である。

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