映画音楽・サントラ・サウンドトラック

<CD化復刻を1>いつかCD化を

カスパー・ハウザーの謎 イエスタディ 未来惑星ザルドス

カスパー・ハウザーの謎
THE MISTERY OF KASPAR HAUSER (1975)

監督:ヴェルナー・ヘルツォーク

19世紀ドイツで実際に起きた事件の映画化。
いつ頃からか何者かによって監禁され鎖に繋がれほとんど教育も受けずに運動もできず、ただ生きているだけの生活を強いられた男が、ある日突然外の世界に放り出された。
男はとある紳士と出会い教育を受け人間社会を知ることになるが、その純粋さゆえ次第に不条理さを感じ取り、いつしかそれがもとで殺されてしまう。
そしてその遺体を待ち望んでいたかのように解剖され切り刻まれていくラストシーンにとても大きなショックを受け、この事件の当事者たちのほんとうの意図するところが何であったのか、それを推測したとき思わず背筋がゾッとし、映画を観終わったあとしばらくはこの作品が脳裏から離れませんでした。

この映画の音楽は既成クラシックが使われ、そのシーンは大変印象的です。
パッヘルベル「3声のカノンとジーグよりカノンニ短調」、アルビノーニ「弦楽とオルガンのためのアダージョ ト短調(ジャゾット編)」、モーツァルト「魔笛」、オルランド・ディ・ラッソの曲が使われています。
2001年にDVDが発売されていますのでサントラも発売されればよいのですが。


イエスタディ
YESTERDAY (1980)

音楽:ポール・ベイラージャン
主題歌:ニュートン・ファミリー
監督:ラリー・L・ケント

RCA/RPL-8014(LP)

カナダ、モントリオールを舞台に愛をはぐくむ二人の男女大学生。
だが彼の方はベトナム戦線へ、彼女は妊娠していたのだが何とその後、彼の戦死の電話が・・・。

サントラ曲中、ニュートン・ファミリーの「スマイル・アゲイン」が大変印象的でした。
この映画のために作られた主題歌になっています。
感動的で悲しみをともなった主題歌で日本人好みだと思います。
スコアは残念ながらつまらない曲でした。


未来惑星ザルドス
ZARDOZ (1974)

音楽:デヴィッド・マンロウ
監督:ジョン・ブアマン

哲学的SF映画として、キューブリック作品「2001年宇宙の旅」に次ぐ作品(と思ってます)としてのジョン・ブアマン監督作品。
未だによくわからない面がありますが、それもこの映画の魅力ではあります。
コンスエラ役のシャーロット・ランプリング、キリッとしたとても魅かれる色気を感じ、今でも忘れることができません。

この映画の音楽担当は、古楽の世界では大変重要な音楽家でしたが、作品公開の2年後1976年に31歳の若さで夭逝しています。
作品のなかで使われている曲は、ベートーヴェン交響曲第七番が使用されています。
特に印象的なのは第二楽章<アレグレット>で、冒頭メイン・タイトルはアレンジ曲、衝撃のラスト・シーンからエンド・タイトルへはオリジナル曲。(ヨッフム指揮アムステルダム・コンセルトヘボウ、60年代の録音)
公開当時、EPシングル盤が発売されましたが、ゼブラというロック・グループの曲でサウンドトラックではありませんでした。七番シンフォニー<アレグレット>をゼブラ流にアレンジしてますが、全く異質の代物。
このゼブラの曲はCD化(2枚組)されています。
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「未来惑星ザルドス」の曲は主だった音楽部分を抽出した14曲をCD-Rに収めて聴いています。
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