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KEITA meets 柏木敏治

イノチのミズジャケット   

商品名 単価
CD「イノチのミズ」
送料込み
1250円

ご好評につき売り切れました。ありがとうございました。




 1.重太んどん  4.オールドストーンバラッド
 2.イノチのミズ1  5.イノチのミズ2
 3.もう一度あの海で

■柏木敏治 (作詞・作曲・歌・ギター)

1955年水俣生まれ。 水俣弁で水俣の風土や海を歌うシンガーソングライター。 森林組合で林業労働に従事。 自作の他、郷土の詩人淵上毛氈の詩も歌に。 ソロ活動の他、 山で働く仲間との「フォレストモンキーバンド」でもライブ活動を活発に展開中。

■KEITA (編曲・民族楽器各種

東京生まれ。 ジャマイカのラスタコミューンで呼吸法、運動法を学ぶ。 インド、インドネシア、マリなどを旅する。 90年より天草の有明町に在住。 各地の民族楽器を演奏する音楽家。 95年より、愛林館で毎年ライブを行う。


  ■ CD制作にあたって                         2000.3.4  愛林館 沢畑亨

 水俣には海があり、化学工場があり、その廃液を海に流して水俣病が発生した。
激しい被害と激しい闘争があった。しかし、水俣病以前には石牟礼道子さんの描く豊かな海の暮らしがあった。  「水俣」という地名からは、そういった連想をする方が大部分だろう。

しかし、現実の水俣は風光明媚で、不知火海は穏やかで美しい。 イメージと現実の落差には誰もが驚く。 

しかし、水俣は海と水俣病と街だけではない。  日本有数の棚田があり、明治末期から山に木を植え、湧き水や清流がある。 私の住む久木野地区は、そういった山の村である。

棚田は、無数の石を積み、山の斜面に水路を作り谷の水を引いて開かれた。 初夏の田植え前の田の水に映る空と山、夏の青々とした稲の葉の波、秋の彼岸花と黄金色の稲穂など、棚田は美しい。 美しい景色を作り出そうという意志ではなく、風土を生かして生計を立てようとする努力の結果として生まれた風景。 木の苗を背負い、鍬で一本一本植えていった杉や檜の林も同様に美しい。 

水俣には海と山と川がある。 そこで水俣の人は暮らしているのだ。

  ■ CDによせて                             2000.3.18  柏木敏治

 今まで聞いたことのない、まるで心臓の鼓動のようで、不思議な気分にしてくれるKEITAさんのリズム。
この人は、人が聞いていようがいまいが関係ない。 頭から強烈なアルファ波が放たれる。 これに乗らなきゃついて行けないのである。

 子供の頃、親父に連れられて茂道の海に手漕ぎ船でよく釣りに行っていた。 その船を借りていた漁師の家の障子の奥に、ひっそりと水俣病の子供がいた。 その姿が目に焼き付いて離れない。

 僕は、久木野ののどかな風景が大好きだ。 昔走っていた山の線の車窓から移り変わる景色、山、川、棚田、そして夏になればそうめん流し。 冷たい水の棚田で育ったお米のおにぎりは最高にうまい。 うちの母ちゃんも言っている。  

 それにしても、久木野には達者な人たちが多いように感じる。 70,80はヨボヨボしちゃおられんとばい。 山仕事に畑仕事、炭焼きじいさんもいたなあ。


  ■ イノチのミズ                            2000.3.3  KEITA

「n・・・ん、んまか。」
 その、こんこんと言うよりどんどんと湧き出る水は、口から”白魚の踊り食い”やら”車海老の踊り食い”のような生命力をあふれさせながら、オレの喉を通り体に溶けていった。

 「あーあ・・・生きている。」
この水はジュースのようだ。 そうだ、地球の、この地球の絞り立て、生のジュースなんだ。

 地球のジュース
 寒川様、水神様、
 ありがとう
 寒川水源の水よ。


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